- 生成AIパスポートとITパスポートの概要を知りたい
- 出題範囲の違いを知りたい
- 試験形式・合格基準の違いはある?
タクミ実は僕、生成AIパスポートに取り組む前にITパスポートを受験して、一度不合格になっているんです。
だから今回は「同じ失敗をしないために」という気持ちで、2つの資格の違いを調べてみました。
この記事を読めば、生成AIパスポートとITパスポートの違いが分かります。
自分がどちらを先に受けるべきか、あるいは両方受けるべきかも判断しやすくなるはずです。
調べていく中で、僕がITパスポートに落ちた理由らしきものも見えてきたので、そのあたりも正直に書いています。
前半で出題範囲・合格基準の違いを、後半で難易度・僕の失敗談を解説するので、最後まで読んでみてくださいね。
| 生成AIパスポート | ITパスポート | |
|---|---|---|
| 向いている人 | 範囲が広い試験が苦手・挫折した経験がある人、生成AI活用をいち早くアピールしたい人、転職・キャリアチェンジを考えている | 社会人経験があり経営・法務・会計にある程度慣れている人、IT全般の知識を国家資格として証明したい人 |
| おすすめの順番 | まずはこちらから挑戦したい人 | 生成AIパスポートで「合格する感覚」をつかんでから挑戦したい人 |
生成AIパスポートとITパスポート、それぞれの概要
| 項目 | 生成AIパスポート | ITパスポート |
|---|---|---|
| 運営団体 | GUGA(生成AI活用普及協会) | IPA(情報処理推進機構) |
| 資格区分 | 民間資格 | 国家資格(経済産業省認定) |
| 出題範囲 | 生成AIの活用・リスク対応が中心 | IT全般(ストラテジ・マネジメント・テクノロジ) |
| 試験形式 | 60問・四肢択一・60分・オンライン(IBT) | 小問100問・120分・四肢択一・CBT(会場) |
| 合格基準 | 非公開 | 総合600点以上+各分野300点以上(公式明示) |
| 合格率 | 非公開(ネットでは70〜80%程度と噂) | 48.6%(令和7年度、IPA公式発表) |
| 受験料 | 一般11,000円・学生5,500円 | 7,500円 |
生成AIパスポート(GUGA)の概要
生成AIパスポートは、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が運営する民間資格です。
生成AIを安全に使いこなすためのリテラシーを問う試験で、60問・四肢択一式、試験時間60分。年5回、オンライン(IBT方式)で受験できます。
試験の回数も多く自宅で受験可能なので1度落ちたとしても前回までの学習が無駄になりにくいです。
ITパスポート(IPA)の概要
ITパスポートは、経済産業省が認定する国家資格です。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しています。
コンピュータシステムから経営戦略まで、IT全般の基礎知識を問う試験なんです。



「IT系の資格」って聞くとエンジニア向けだと思われがちですけど、実はITパスポートは非エンジニア向けの入門資格なんですよね。
僕もエンジニアじゃないですが、社会人の基礎教養として受けました。
まぁ僕は落ちたんですけどね。
正直再チャレンジするモチベもなく再受験はしてません(笑)
空席があれば前日でも申し込めます。
生成AIパスポートとITパスポート 出題範囲の違い
生成AIパスポートは「生成AI」というテーマに絞られています。一方のITパスポートは、IT全般が対象です。
具体的には、ITパスポートの出題分野は3つに分かれています。
- ストラテジ系(経営全般): 約35問程度
- マネジメント系(IT管理): 約20問程度
- テクノロジ系(IT技術): 約45問程度
経営戦略や法務、会計といった、IT技術そのものとは離れた分野まで含まれるのが特徴です。
なので普段の業務で知った事が地味に試験に活かせることもあります。
生成AIパスポートのように「1つのテーマを深掘りする」試験とは、範囲の広さの種類が違う、というイメージですね。
具体的には、ストラテジ系では経営戦略やマーケティング、財務・会計、法務(知的財産権や労働関連法規)まで問われます。
マネジメント系はプロジェクトマネジメントやサービスマネジメントといった、IT部門の運営に関する知識です。
テクノロジ系はコンピュータの仕組み、ネットワーク、セキュリティ、データベースなど、いわゆる「IT技術」らしい内容が中心になります。



とにかく英単語が多い!英語がダメダメだった僕にとっては苦痛でした。
生成AIパスポートとITパスポート 試験形式・合格基準の違い



ここからは生成AIパスポートとITパスポートの、
試験形式・合格基準の違いを紹介します!
ITパスポートは合格基準を公式に明示している
ITパスポートは、小問100問(このうち採点対象は92問、残り8問は今後の出題評価用)、試験時間120分、四肢択一式です。
合格基準は、公式にはっきり示されています。
- 総合評価点600点以上(1,000点満点)
- 分野別評価点(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)がそれぞれ300点以上(各1,000点満点)
この2つの条件を両方満たさないと合格できません。
イメージとしては、学生時代のテストで「3教科の平均点は基準を超えているのに、1教科だけ赤点だったから進級できない」という仕組みに近いです。
平均さえ良ければいい、というテストではないんですよね。
採点方式はIRT(項目応答理論)という統計的な手法が使われています。



正直、これを知ったとき「え、そうだったの!?」ってなりました。
僕が落ちたときは「なんとなく総合点が足りなかったんだろうな」くらいにしか思ってなかったんです。
でも実際は、1分野でも300点を切ると、他の分野が満点近くても不合格になる仕組みだったんですよね。
生成AIパスポートは合格基準が非公開
一方、生成AIパスポートは、GUGAが合格基準や採点方法を公式には開示していません。
なので受験した時によって合格点がまちまちな可能性大。
なのでテストする時は可能な限り満点を目指すのがベストです。
出題は60問・四肢択一式(一部複数選択を含む)、試験時間60分。



情報の透明性という意味では、ITパスポートのほうが受験者に対してオープンですね。
生成AIパスポートとITパスポート 難易度・合格率の違い
難易度を比較する上で、ここでも情報の公開度合いに差があります。
IPAはITパスポートの合格率を公式に発表しています。
令和7年度の実績は、応募者307,266人・受験者271,352人・合格者132,012人で、合格率は48.6%でした。
ここ数年の推移を見ると、令和5年度50.3%→令和6年度49.1%→令和7年度48.6%と、やや下がり気味の傾向です。
受験者の内訳は社会人が78%、学生が22%とされていて、社会人が圧倒的に多い試験になってます。



ITパスポート合格率が下がてきてますね・・・。
一方、生成AIパスポートもGUGAが試験結果を回ごとに公式発表しています。
2026年4月試験は受験者9,436人・合格者7,487人で、合格率は79.35%でした。



単純な数字だけ見ると、ITパスポートの48.6%より生成AIパスポートのほうが受かりやすそうに見えます。
「範囲が生成AIに絞られている分、対策のポイントは絞りやすい」というくらいに捉えておくのが正直なところだと思います。
生成AIパスポートとITパスポート 勉強時間・対策の違い
必要な勉強時間についても、ネット上ではいくつかの目安が紹介されています。
ITパスポートは100〜180時間程度、生成AIパスポートは30時間程度、と紹介している記事が多いです。
僕自身の実感では、ITパスポートは「ストラテジ系」で経営・会計・法務まで含まれる分、単純に暗記すべき用語の量が多いと感じました。
生成AIパスポートは範囲こそ狭いものの、英語由来の専門用語(プロンプト、ハルシネーションなど)が多く、暗記の質という意味では別の大変さがあります。
対策の面では、ITパスポートは過去問演習が王道とされていて、公式サイトでも過去問が公開されています。
生成AIパスポートは公式テキストに沿った学習が基本で、僕自身は参考書とUdemyの問題演習、そのあとユーキャンの講座を組み合わせています。
生成AIパスポートとITパスポート 受験料・試験方式の違い
受験料は、ITパスポートが7,500円(税込)、生成AIパスポートは一般11,000円・学生5,500円(いずれも税込)です。
TACやユーキャンの講座を受講すると特別割引等あるので要チェック!
試験方式にも違いがあります。
ITパスポートは全国のテストセンターに出向いて受けるCBT方式。
生成AIパスポートは自宅などから受けられるオンラインのIBT方式です。



会場に行く手間はITパスポートのほうがありますが、逆に言うと「決まった時間・決まった場所」で強制的に集中できる、というメリットもあるかもしれません。
僕が落ちたときは自宅受験じゃなかったので、緊張感はあった気がします。
資格の有効期限は共通して「無期限」
意外な共通点として、どちらの資格も取得後の有効期限がなく、更新の必要もありません。
「資格は更新がないのが普通では?」
と思われたかもしれませんが更新がある資格も実はあるんです。
ITパスポートは、合格すれば一生涯保有できる国家資格なので安心ですね。
生成AIパスポートも、2026年7月時点では無期限で更新不要とされています。
ただし、無期限だからこそ注意したい点もあります。



無期限とはいえ「いつ取得したか」は履歴書や証明書に残るんですよね。
転職活動や社内評価では、資格を持っていることよりも「今もその知識を活かせているか」のほうが見られることが増えているそうです。
実際、ITパスポートも生成AIパスポートも、出題内容は定期的に改訂されています。
古い年度に取得した資格をアピールする際は、最新の知識も合わせてキャッチアップしておくと安心だと思います。
生成AIパスポートとITパスポート どちらを先に受けるべきか
僕自身の結論としては、テーマが絞られている生成AIパスポートを先に受けて、そのあとで範囲の広いITパスポートに再挑戦する、という順番が向いていると感じています。
理由は単純で、範囲が広い試験でいきなりつまずいた経験があるからです。
まずは狭い範囲で「合格する感覚」をつかんでから、広い範囲に挑む方が精神的にもラクだと思います。
一方で、すでに社会人経験があって、経営・法務・会計まわりにある程度慣れている人であれば、ITパスポートから受けても問題はありません。



両方取るべき人がいるとしたら、IT全般の基礎知識と、生成AI活用のリテラシーの両方を証明したい人です。
職種を問わず評価されやすい組み合わせだと思うので、時間に余裕があれば両方挑戦する価値はあると思います。
よくある質問
- 生成AIパスポートとITパスポート、どちらが難しいですか?
-
公式に比較できる数字がないため断定はできませんが、ITパスポートは出題範囲が広く、合格基準も分野別に設定されているため、対策の負担は大きくなりやすいと感じています。
- ITパスポートに落ちた場合、生成AIパスポートも落ちやすいですか?
-
資格ごとに出題範囲も対策方法も異なるため、一概には言えません。ただし「範囲が広い試験で苦戦した」経験がある人は、生成AIパスポートのようにテーマが絞られた試験のほうが対策しやすい可能性があります。
- ITパスポートの合格基準を教えてください。
-
総合評価点600点以上(1,000点満点)と、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系それぞれの分野別評価点300点以上、両方を満たす必要があります。
- 生成AIパスポートの合格基準は公表されていますか?
-
2026年7月時点では、GUGAは合格基準・採点方法を公式には開示していません。
- どちらから受けるべきですか?
-
範囲が広い試験に不安がある人は、テーマが絞られている生成AIパスポートから始めるほうが挫折しにくいと感じています。すでにIT全般の知識に自信がある人は、ITパスポートから受けても問題ありません。
- 両方取得する意味はありますか?
-
IT全般の基礎知識と生成AI活用のリテラシー、両方を証明できるため、職種を問わずアピール材料が増えます。時間に余裕があれば両方挑戦する価値はあります。
生成AIパスポートとITパスポートの違い?まとめ
生成AIパスポートは生成AIに特化した民間資格、ITパスポートはIT全般を問う国家資格という違いがあります。
合格基準の公開度合いも対照的で、ITパスポートは総合600点・分野別300点という基準を公式に示しているのに対し、生成AIパスポートは非公開です。



ITパスポートで「分野別の足切り」に気づかず不合格になった経験があるので、今回はその反省を活かして生成AIパスポートの対策を進めています。
同じような遠回りをする人が減れば嬉しいなと思って、この記事を書きました。
毎日コツコツ学んで知識を積み上げていきましょう!


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